あたまに花をさかせる

楽しかったことを書く

私のなかで賛否両論!だけど大満足!「映画刀剣乱舞-黎明-」

今からネタバレをしながら感想を言うつもりなのですが、刀剣乱舞2.5次元作品が好きな人はとりあえず刀剣男士がまじでかっこいいので見に行っていただいて損はないはずなので、見に行ってもらうといいと思います。

touken-the-movie.jp

 

本当に、まじ、かっこよかった

 

令和5年3月31日 映画館 レイトショー!

レイトショーはちょっとお値段が安くて好きだよ。

涙ぐむほどうれしかったこと

健人さんの鶴丸だー!!!!!ねえ!健人さんの鶴丸だよ!私、健人さんが演じている鶴丸にめちゃくちゃ執着しているの!!2019年6月の慈伝を最後にずーーーっと染様の鶴丸だったから健人さんの鶴丸もう見れないと思ってた!ありがとうございます!健人さんの鶴丸が画面で見られたので加点1万点です!!!ボーテ!!!ボーテ一万点!!
染様の鶴丸はとうぜん好きですけど、わたし、健人さんの鶴丸も大好きなんだ。両方見たいんだ。

あと、数珠丸を推しているので、数珠丸が画面に写った瞬間、興奮のあまり立ち上がりそうになった(我慢した)。

 

冷静になると否の感想もあるけど、シーンのかっこよさへの賛が上回る

前作の映画刀剣乱舞は、歴史ドラマとしてのおもしろさがありましたけど、今回はそこの面白さは一旦忘れることにしたっぽい!という印象。

刀剣男士のかっこいい顔みたいよねー?!
見たーい!

刀剣男士が渋谷スクランブル交差点でアクションしてるとこみたいよねー!?
見たーい!!

刀剣男士が現代にいる絵を見たいよね!?
見たーい!!!

という観客の声援にお答えしてくれるファンムービーだった。

抹茶ラテを飲む三日月(かわいい!)
東京国立博物館で呼びかければ答えてくれる三日月(想像したことある!)
刀剣男士同士が廃工場で多彩なアクション!(かっこいい!)
政府の刀として登場し、政府の執務室で高慢に振る舞う山姥切長義!(美しい!)
狭いアパートの廊下でのアクション(かっこいい!)
仮の主相手なのでちょっと冷たいへし切長谷部!(新鮮!)
神社に顕現する源氏兄弟!(ビジュがいい!)
いろんな本丸から集まってくる刀剣男士(設定にときめく!)

刀剣乱舞を遊んでいる中で、夢見心地に妄想したことのある場面が次々見られて楽しかった。

最後の刀剣男士、大集合はさー、絵としてみてみたかったものをサプライズで目の前にお出しされた高揚感がものすごかった。なにより、舞台刀剣乱舞の役者さんを刀剣男士として登場させてくれているので、私が、健人さんの鶴丸が見られて嬉しかったように、何年も前に見たきりで再登場は望めないだろうなと思ってた男子たちが見られて嬉しい。テンション爆あがり案件だった。舞台刀剣乱舞が好きな私にとっては。すごい興奮した。二度と見られないかもと思ってたものが目の前に出てきたので嬉しい。すごく嬉しい。泣きそう。嬉しい。

ストーリーについて考える

でもお話として面白かったかと、問われると、ううーん?て首をかしげる感じだった!

酒呑童子に感情移入する尺がなかったのが残念。鬼として討伐された酒呑童子社会福祉からこぼれ落ちた虐待児である伊吹くんを重ねているギミックは理解しやすかった。でも、あ、そうなんだねー、という以上の気持ちが乗せられなかった。なので、三日月の仮の主で本作の主人公である琴音ちゃんと、山姥切国広の主になって敵役になった伊吹くんの最終決戦に際しては、急いで積極的に行間をめちゃくちゃ想像して感情をのせて気分を盛り上げる必要があった。それにより、琴音ちゃんがんばれ!いぶきくんをすくってあげて!いぶきくん!弟の思い出を悲しいばかりのものにしないで!と応援する方向に切り替えました。

なんだろう、わかるよ、刀剣とかそういう物品は歴史の流れの中で人の思いをのせて運んでくれるんだよってテーマだったんだろうなーってわかる。そのための物の声が聞こえる琴音ちゃんだし、今ここにはいないけどお兄ちゃんが大好きだったたけるくんの思いを最後にうけとって運命の呪いにうちかった伊吹くんなんだなっていうのはわかる。
物が語るので、物語っていうのは、刀剣乱舞全体のテーマでもあるからはっきり表立って扱われると嬉しい気持ちにもなる。
博物館とかで、大事に守られてきたものを見てると、当時これを使ってた人はどんなきもちだったのかなっておもいをはせられるのは楽しいことだと私も思うよ。

ストーリーは、作品が伝えたいテーマをわかるようにしてくれてるという点が優れていたけど、なんだろ?胸がギュッとせつなくなったり、はっと驚いたりとかは、なかった。設定はこうですって説明してくれてるのを、そうですか、って受け取る感じ。ストーリーは魅力ではなかった。
ただ、私が見たかったシーンを全部うまく繋げてるのはすごい。あと、変な引っ掛かりはあんまりない。素直。まっすぐ。画面に集中できる。

総括

なので、わたしは、今回の映画刀剣乱舞に、ニチアサのスーパー戦隊シリーズとか仮面ライダーの映画を感じました。ヒーローがめっちゃめちゃにかっこよくて、期待通りの戦闘シーンや熱い共闘をイカした映像で見せてくれて、ストーリーは素直で画面のかっこよさを邪魔しない程度にわかりやすく、最後にちょっとほろりとさせるとこをそう感じたのかも!

今回の映画、わたしは、見たい絵がたくさん見れて、そういう方向性でたいへんに大満足しました!もう一回見ようと思います!

 

前作 映画刀剣乱舞継承の感想

bmarimo.hatenablog.com

健人さんの鶴丸に執着している感想

bmarimo.hatenablog.com