あたまに花をさかせる

楽しかったことを書く

やっぱり花丸のことが大好きだな!R4.5.28 映画 特「刀剣乱舞花丸雪月華」雪の巻

令和4年5月28日 映画館! なぜかIMAX用のシアターだったので座席が広くてよかった!

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特典に鶴丸がいる週を狙って見に行きました!鶴丸は来ませんでした!本当に鶴丸来ないな。

4年ぶりの花丸だったのでそれはもうワクワクしながら見ました。
やっぱりゲームと同じ声がする刀剣乱舞はいいな、と思いました。
ゲームで聞いている声に馴染みがあるので、それでたくさんセリフがしゃべられているとそれだけでもう胸が一杯になって幸福に満ちます。

花丸は90分程度のちょうどいい長さで、見たいものはだいたい見れたなという満足感があります。
花丸本丸でのほのぼのとした日常や刀剣男士たちの交流、きれいな顔、アクションシーン、大画面での真剣必殺、ゲームと同じ決め台詞、全部詰まっていました。肥前と南海先生がやったの二刀開眼ですかね。真剣必殺ですかね。
豆まきに興じるのかわいかったし、狐に縁のある男士たちが油揚げの恵方巻きを味わって食べようと話しているのかわいかった。花丸はかわいい。

私の推したちの活躍

刀剣乱舞花丸には刀剣男士が72振もいるので、今回喋らなかった刀剣男士もいました。
私は鶴丸と薬研が好きなのでこの二人が喋るかがすごく気になっていたんですけど、結果としてふたりともセリフがあったのでバンザイと思いました。
月と華ではないかもしれん。覚悟はできた。

鶴丸は厨当番でつまみ食いをしようとしたこんのすけに油揚げをあたえようとして歌仙に叱られたのはお茶目で眼福でした。あと、一人でいる長義に声をかけた場面は花丸鶴丸ぽいなと思いました。花丸鶴丸は、織田の刀に話かけるときは「織田にゆかりのある俺たち」って言うし、三日月に話しかけるときは「五条の鶴丸だ」って三条と縁のある五条の名前を言うし、相手と距離縮めるの上手いタイプな気がします。コミュ強だ。
伊達組は冒頭ちょこっとでしたけど、燭台切は長谷部の隣にいる副委員長ポジなので特別にたくさん登場しててさすがだなと思いました。

薬研は喋んないかもなーと思っていたら中盤、特命調査について、一期や長義と話す役どころが与えられていたのでとても嬉しかったです。
花丸の薬研は愛染と一緒にいることが多い印象があるので、今回も愛染と一緒にせんべい食べていたのとてもかわいくてよかったです。
愛染が手品みたいにせんべいをすりかえるのを、見ていた薬研が「おおー」って感心するの楽しい気持ちになりました。
流れるように二人がせんべいを半分こしたので、友達なんだなーとしみじみしました。花丸は縁のある刀剣同士だけじゃなくて、本丸に来てから仲良くなったんだろうなという組み合わせが見られるのが本当に本当に好きです。長義と一期が仲良さそうだったのもよかった。

山姥切国広と山姥切長義

最近、無双で見たし、綺伝でも見た。
本歌と写しという関係性にものすごい物語力があるので、あらゆるメディアミックスで取り上げられる伯仲のお二人。
花丸ではどういった形で描かれるのかなと思ったら、言葉によるやりとりでスピーディに解決したので、すごく花丸だなと思いました。
私は花丸の刀剣男士をすごく尊敬していて、それは、人の言葉をちゃんと聞き入れて一考するってところです。
お前に俺の気持ちはわからない、とか、お前に言われる筋合いないとか拒否しないで、誰から言われた言葉でもちゃんと受け取り自分を顧みるのですごいなと思っている。
今回、加州の説得は花丸本丸での経験を活かしたもので、なんだろ、花丸での積み重ねがあっての加州のセリフだったのすごく嬉しかったですけど、それをちゃんと聞き入れられる長義も花丸本丸の刀剣男士だなーと強く感じました。
あと長義に強い言葉をぶつけられている国広を、躊躇せずかばう安定も、すっごく花丸だなと思いました。山姥切国広と山姥切長義の関係性を一切考慮しないで、自分の考えで口をはさむの、なんかこう、考えとか気持ちとかをとりあえず良くも悪くも言葉にする花丸本丸っぽい。安定が顕著と思います。
花丸長義が、とにかくすごく偉いと思いました。途中で自分の主張を安定に遮られてるけど、加州の言葉はちゃんと聞く。偉い。
加州が落ち込んだときもそうですけど、気持ちを言葉にすると解決するシンプルさが花丸なのかなーと思っている。

山姥切国広と山姥切長義がお互いに「羨ましい」「妬ましい」って言葉にできたのすごいことだと思っています。特に長義ですよ。妬ましいって口にできるのめっちゃ強いことだよ。

山姥切国広も、花丸での積み重ねがある(ソハヤに声かけられたり、小烏丸と余興をしたり)ので、あんまり揺らぐこともないので話し合いが円滑だった。

ところで、作画の話をしますけど、長義の顔、めちゃくちゃ美人じゃありませんでしたか。長谷部に予算の進言をするときの顔が美人すぎて震えた。あと豆を帳簿で防ぐときの顔。

静形薙刀と小夜左文字

めっちゃかわいかった!静形薙刀は体は大きいけれど心は巴形に負けず劣らずのピュアさだから自分の力の大きさに不安を感じてしまうんかなーと感じました。
小さいものを傷つけてしまうのが怖い、といった直後に、小さい小夜が持っていた小さな花瓶を壊してしまう事件が起きて、それを謝罪するために、小さい小夜と花との接点できるの問題解決への動線がとってもスムーズですね。
小夜も復讐の逸話をもって顕現しているので、自分が何かを傷つけてしまうと思っていたけれど、花丸でそれを乗り越えて花を育てていて、次におんなじように悩んでいる静形薙刀に手を差し伸べる展開、王道だけど大好きが過ぎた。

あのお花、台風から体の大きな人たちが守ったお花なので、元気の育っていて嬉しいな。

特命調査 文久土佐

今回のストーリーのメイン。入電があんなかわいい狐から映されているの花丸本丸羨ましいな。
文久土佐は普通に話がわかりやすくていいんよな。
肥前くんが抱えている人斬りの刀であるということに対して、大般若が言葉をかけるのすごくよかった。
花丸の好きなとこである全然ゆかりのない刀が、自分の考えを伝えることで、相手に影響をあたえるというのが見えておいしいです。もぐもぐ

背景もすごくよかった。急にドラえもんのタイムマシンみたいな時空間で移動したのびっくりした。放棄された世界の空が七色でオーロラみたいで不思議な色だったの綺麗だった。
南海先生があんなに戦えると思っていなかったので戦闘シーンかっこよくてときめいた。
白山が大活躍でしたね!白山は動いたり喋ったりしているところをあまり見たことがなかったから今回たくさん見れてよかったです。

まとめ

総じて、花丸映画面白かったです!何回か見たかったけど映画館がいっつも満席なのですごいですね
いつかどっかのメディアミックスで、聚楽第の特命調査やってくれないかなあ。どうしても山姥切国広と山姥切長義の関係性がドラマティックだから、特命調査が省略されてしまうのかなあ。
できれば花丸3期とかでやってくれたら嬉しいですね。花丸は一期一振が出陣してるっぽいのでそのお話ぜひぜひ見たいんですよね。
月はきっと秘宝の里のお話で江がでてくると踏んでいますし、蜂須賀の特命調査で天保江戸をやってくれないかなあと期待しています。蜂須賀のー!かっこいいとこもっとみたいー!
華は加州の特命調査で御前が来るでしょう!と期待しています。花丸の主役は加州と安定なので、締めは加州のお話がいいなあ。
歌仙の特命調査からみのお話がなかったらちと寂しいけど、さらっと古今と地蔵がいるのもいいかもしれないし、地蔵の扱いが花丸ではどうなるのかという興味もある。何事もなかったかのように溶け込んでてもいいし、一度敵の味方をした刀剣男士であるというマイナス点を花丸式話し合いで10分くらいで解決させるのも見てみたいですね。
特命調査が好きすぎて、花丸に特命調査を期待しすぎな自覚はある。

雪は楽しかったし、月も華も楽しみですということです!おしまい!