あたまに花をさかせる

楽しかったことを書く

めろめろになった『あんさんぶるスターズ!. THE STAGE』-Track to Miracle-

乱凪砂さんのパフォーマンスに心臓を撃ち抜かれ、家に帰っても落ち着かず、やみくもに夜中うちわを作った。めっちゃハートのシール貼った。

3月6日夜公演、3月13日昼公演 AiiA 2.5 Theater Kobe

原作のゲームでも質、量ともに大充実の『サマーライブ』と『オータムライブ』の舞台化、そしてEdenがいよいよステージに来るということでめっちゃ楽しみに見に行きました!
チケット先行は全部落ちたので、友達に同行させてもらった。わたしはいつもあんステを彼女に連れて行ってもらっている気がする。

とりあえず乱凪砂さんの話をする!!!

めーちゃくちゃかっこよくなかったですか?!ゲームでもかっこよくてすごいってことはよく描写されてたけど、ライブとして生の肉体が目の前でパフォーマンスしていると破壊力がやばかった。心臓がぎゅーってして目が釘付けになって、うわー!!!好きー!!!って心の底から思った。
6日の席がすごくよかったんですよ。乱凪砂さんの立ち位置の一直線上、10列目くらいだったんです。好きになるしかない。まなざしの強さがやばいし、男っぽい輪郭から、引き締まった口元まで、こっちを魅了してくる要素にみちあふれていた。あと、ダンスのきれがすごい。手足が長くて美しい。

真緒くんに、ひどいこという場面があるじゃないですか。(茨のシナリオですが)
全然、真緒くんのパフォーマンスが心に響いてこないっていったあとに、自分の実力を示すように歌って踊るんですけど、すごかった。真緒くんの歌もダンスも十分かっこよかったから、それを圧倒するのは本当に力があるんだなあってしみじみ思いました。真緒くんは気の毒でならない。

舞台のストーリーについて

よくまとまっていてわかりやすかった!たぶんゲーム通りに進んでいたと思うんですけど、ゲームだと状況や気持ちを言葉をつくして語らないといけないから、セリフが長くなるところ、舞台だと、それらの一部を演者の動きや、照明や音楽などの演出に担わせることができるぶん、すっきりと必要な部分がまとまっていて、すんなり理解できた。

例えば、サマーライブで日和さんがTrickstarを上手にだましていた時、ゲームだと日和さんの気持ちをどううけとっていいのかわからないなって思ってたんですけど、想像していたよりずっとはっきり日和さんが苦しそうだったから、あ!心の底から嫌なんだ!って納得感がありました。
嫌だけど、必要だからできる。でも、できるからといって心が痛まないわけじゃないから「悪い日和!」なのか、納得ってなりました。
あと、オータムライブで乱凪砂さんが真緒くんにひどいこと言うけど、次の日、真と話したときはふわふわしてて優しくてギャップが謎だったのも、茨がシナリオ書いてたから帝王みを前面に押し出たのかー!納得!ってなりました。ぜんぶちゃんとゲームでも語られているんですけど、文字たくさん読んでるうちに前の記憶おぼろげになっちゃうので、舞台でぎゅっとまとめてくれて助かる。

サマーライブでのTrickstarについて

日和の策略、目の前で繰り広げられると、心の底からおそろしかった。
Trickstarのこと好きだから、完全にバックダンサーにされちゃっているのがありありと感じられて、観劇しながら気持ちが悪くなってしまった。怖すぎて。演出すごい。うますぎる。ナチュラルにEveがメインでTrickstarがサブだった。やっぱあの会話のテンポ、Trickstarのセリフを自然に遮り、立ち位置を奪う動きが目に見えるの舞台の強みだな。
でも、サマーライブの後半、Trickstarやられてるって理解しながら、全然折れない強さもまた、はっきりと見えて、Trickstarまじで強いな!大好きだな!って思いました。真の強さが特に顕著。

ライブシーンについて

最高だった!目の前でダンスと歌と音楽と演出で展開されるのが最高に気分が上がる!!!
あと、わたしは、今回歌われた曲どれも好きだったので好きな歌がながれまくってまじでうれしかった。
ただ、ペンライト何色振ったらいいかわかんなかったから、めっちゃまわりみながら振りました!!!

キャラクターについて

気分が高揚してきたから、キャラについて語ろう。

氷鷹北斗
山本一慶さんの芝居が達者で困る(困らない)。ドラマティカでも思ったけど、コメディパートを担うときの間と思い切りのよさがすごく好き。北斗はDDDですごく成長したので、オータムライブで茨をスムースに出し抜いていたのがさいこうにかっこよかったし、サマーライブで日和さんにだまされていたことを知っても、ちゃんと受け取った教えに対して礼を言う素直さが強くてしみじみ好きだなーと思いました。

明星スバル
きらきらー!アイドルー!なスバルのよさがめっちゃでてた。ぴょんぴょんよく飛び跳ねてニコニコしててとてもよかった。スバルはきらきらな一面と、正しさをめちゃくちゃな鋭さで突きつける冷静な一面が共存しているから、そこも垣間見えてよかった。落ち込んでる真緒くんに、あえて明るく声をかけるとことか、スバルは人の心がわかったうえで、空気読んでませーん!ってふるまうとこがあるなーってしみじみしました。芝居の妙よ。

遊木 真
サマーライブで失敗して、オータムライブでそれを踏まえてAdamを出し抜いたのめっちゃかっこよかった。
遊木 真は計略を巡らせているときが一番キラキラしている気がするので気が済むまで調べて策略を巡らせてください!

衣更真緒
転校生ちゃんがいないけどどうやって立ち直るんだろうって思ってたら、つむぎ先輩がいい働きをしてくれていた。積極的なつむぎ先輩かっこいい。
ソロがかっこよかった。あの曲なんていうんだろう。ダンスも歌もかっこよくかった。
真緒くんはSSでもめっちゃかっこいいから次回楽しみです

巴 日和
生身の肉体をもつと本当ににぎやかで勝手気ままなのが目の前に突きつけられるからあまりにもおもしろかった。
僕の振る舞いで実力がなかったら誰も僕を愛してくれないね!的なセリフがあって、自覚があって傍若無人にふるまっているんだなーってしみじみ思いました。
心が広くてお日様みたいな人だけど、計略をめぐらせて上手に勝利をつかむこともできるので強い。
トラップフォー・ユーが大好きすぎるので、聞けてうれしかった。

漣 ジュン
肉体美がすごくて恐れおののいてしまった。ジュン君は原作でも筋トレをよくしているし素晴らしい再現ですね。真くんに情緒が不安定っていわれてたけどたしかにって思った。あのふり幅で、礼儀正しさとおかんむりを繰り返されたら結構たいへん。歌声が甘くて耳福でした。

乱 凪砂
最初に語ったので省略ーと思ったけど、旧fineで日和くんによりそっていた姿があまりにも天使でやばかったことだけ言い添えておきたい。あれは母と子のような慈愛にみちたシーンだった。アガペーですね。白い衣装で寄り添う二人が悲しくてはかなくて美しかった。日和くんと凪砂さんはお互いに寄り添えたけど、つむぎと英智はふたりとも一人ぼっちだったんだよな。悲しいな。

七種 茨
ズ!!のほうでは、もう身内なので、あそこまで馬鹿丁寧な茨を見たのが久々でにこにこしてしまった。
あまりにもうさんくさすぎる。慇懃無礼を隠す気がないので、言葉尻でケチをつけられないように、低姿勢を見せいているだけだなこの子!
策略を巡らせるのが大好きなあまり、策士策におぼれがちなところがかわいくて大好きです。
「突撃!侵略!制覇!」「自分、最低野郎で本当によかったです」の言い方がとっても茨で素敵だった。
計画が失敗しても、圧倒的な実力がadamにあるおかげで、正面からTrickstarをつぶせるのが、強者って感じで好きでした。当然勝てるけど、より確実に勝ちをとりにいくのが好きなんだろうな、かわいいな。

天祥院英智・伏見弓弦・青葉つむぎ
英智さまに突出した金と権力、弓弦さんに突出した実務能力、つむぎ先輩に突出した人脈があるのでバックアップが盤石。
全員、知将タイプなので、敵地に乗り込んでいくには最適な人選だな、と思いました。
わたし、この三人の声の響きが大好きすぎていつもどきどきしてしまう。

よし!満足しました!!公演からは時間がたっちゃったけど書きたかったからかけてよかった!おしまい!