あたまに花をさかせる

楽しかったことを書く

刀ミュ「葵咲本紀」の鶴丸の歌とかについて

 何度思い返してもかっこいいので、何がかっこよかったのかを書いておきたい。

 

1.遠征後、舞を舞ってくれるときの歌

 優美にステータス全振りしてる鶴丸国永の歌。鶴丸国永は刀が紹介されるときにほぼほぼ「優美」っていわれるくらい鶴丸といえば、優美、なんですけど、鶴丸が最初に歌うナンバーとして、驚きでも戦闘でもなくて、優美な舞をもってこられたのでむしろ逆に大変驚いたし、どきどきした。静かで光に溶けそうな儚さがあるのに、歌声がしっかりしてるので頼りなさはなくて、綺麗、がまっすぐばちっと伝わってくる。かっこいい。

 きれいだと誰かが言った、のなめらかな伸びがとても印象的。

 長期の遠征から帰ってきたところなのに、舞をまってくれると言い出したので、むしろこっちが舞を舞ってねぎらうべきなんじゃないかと動揺した。主の「ありがとう」に「どういたしまして」って答えるところがかわいい。「なあに」って答えるかと思ったけど、普通に感謝をキャッチしたので、すごく大人なのか、すごく素直なのかどっちかなんだなと思いました。

 

2.手短に作戦を伝えるときの歌

 軽妙さが押し出されてる鶴丸国永の歌。言ったろ、俺の一声、手短ーにすますって♪(歌詞が曖昧)。いかにも鶴丸国永っぽい飄々とした歌詞と歌い方、とても楽しそうなので作戦とか戦うってことじたいがすきなんだろうなあって伝わってくる。この曲は特に「~からーだ♪」のら、の響きがまろくて色気すら感じるとこがとくに好きです。手短に作戦を伝え終わって、曲が一段落する「じゃないとー」のところでばっちり検非違使が登場してくるので、ミュの鶴丸の察しの良さが未来予知レベルであることが演出されているところも大変素敵。

 村正派がファミリーの会話をしているときにすごくひらべったくなって寝ていて、突然起き上がり「驚きはないな」って検非違使に応戦したときも思ったのですけど、ミュの鶴丸はこんなに予知能力が高かったら、退屈しちゃうんじゃないか。だからこその長期遠征なのか。

 

3.俺の一声で大舞台の幕が上がる歌

 検非違使をひとりで引き受けた鶴丸国永の歌。これも「俺の一声」って歌詞があるので、作戦を伝えるときの歌と連なっているひとつの歌なのか、それとも別の歌なのか。手短に作戦を伝えたときの軽妙さを残しつつ、楽しそうな雰囲気の中に野性味が織り交ぜられており大変にかっこいい。鶴丸さんはゲームのセリフでも「衣装は白一色でいいのさ」って言ってるときに敵の返り血で赤くなることを前提にしていることを伺わせるので、そもそもキャラクターとしてわりと自信家だと思うのですが、こちらの楽曲は鶴丸のそんな一面が色濃く出ていると思いました。「ひれ伏すだろう」って歌詞が聞こえたよ。わたしはひれふしたい気持ちでいっぱいです。

 歌詞がうまく思い出せないんですけど、「退屈切り裂く」の前にすごい鋭い声で歌うのが切れ味の良さーって感じで最高です。そこからつながる「俺の一声で大舞台の幕が開く」の歌い方が若干ざらっとしてるのも最高ですね。まさに瞬きする間もない。

 

 ミュージカルって当たり前ですけど、歌があるので、歌を思い出すことで連鎖的にその場面を色鮮やかに思い出すことができるのが、すごいなあ、と思います。

書いたので満足しました!ありがとうございます!歌詞思い違いしてるかもですけどすみません!

 


おしまい!